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  • ayako12

鳥の声と記憶の糸玉

朝一番に窓を開けると真っ先に耳に飛び込んでくるのが鳥の声。チッチ、ポッポッポー。カッカー、キーッピッピ、とかそれぞれの鳴き方で鳥たちが日が登ったことを告げている。

何気なく耳に入れている声。その日の気分によって軽やかに聞こえたり、ただかしましかったり、気分が落ちている時には悲しみが増長されるようにさえ聞こえたりもする。

そうしている間にも地球は回り続け、休まず記憶を紡いでいく。記憶の糸玉が絡まって身動き取れない時には根気よく時間をかけてもつれを解いていくのか、その糸玉は諦めて新しい糸玉で違った色の記憶を織っていくのかはあなた次第。一旦手を止めて記憶も止めて休んでみたらいい。ただ、今この瞬間に身を委ねる。何かをしよう、しなくちゃ、という思考を停止させると、思考で見える答えはたかがしれている、とわかったりするから。


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